ゲームセットにはまだ早い

クビを宣告されたプライドばかり高いエース、過去から逃れられない元プロ野球選手、夢と家族の間で葛藤するキャプテン…。ひとりの監督との出会いが、そんな問題だらけの社会人野球チームに奇跡を起こす。野球を知らない人にも120%楽しめる、大人のための青春小説!

風が強く吹いている

箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」――純度100パーセントの疾走青春小説。

あたり―魚信

「釣り」を通して、思い悩んでいる人たちに小さな奇跡が訪れる。 失業中の男が釣りをはじめたところ、さまざまな人間が集まってきて……。(「おいかわ 追河」) 同じアパートに住む男に釣りを教えてもらうことで、母子家庭の男の子がたくましくなっていく。(「らいぎょ 雷魚」) 交通事故を起こした上司から、嘘の証言を依頼されて思い悩んだ男は……。(「うなぎ 鰻」) イラストレーターの道を諦め、父の会社に入った男。希望の部署に配属になる前に会社を辞めた人間がいると聞いて、その男を訪ねていくと……。(「あゆ 鮎」) 自らの証言で犯人と疑われた男。その男との不思議な縁が、釣りを通して明らかになる。(「たなご」) 車から巨額の現金の入ったボストンバッグを持ち出した男。行き場のない男は、釣りをしていた老人のところに転げ込むが……。(「まぶな 真鮒」) 「釣り」をきっかけに変わっていく人々の気持ちの移り変わりを、巧みな筆致で描いた作品集。

真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ

都会の片隅に、真夜中にだけオープンする不思議なパン屋さんがあった。あたたかい食卓がなくても、パンは誰にでも平等に美味しい。心地良い居場所を見つける物語。 謎多き笑顔のオーナー・暮林と、口の悪いイケメンパン職人・弘基が働くこの店には、 パンの香りに誘われて、なぜか珍客ばかりが訪れる……。 夜の街を徘徊する小学生、ワケありなオカマ、ひきこもりの脚本家。 夜な夜な都会のはぐれ者たちが集まり、次々と困った事件を巻き起こすのだった。   家庭の事情により親元を離れ、「ブランジェリークレバヤシ」の2階に居候することになった 女子高生・希実は、“焼きたてパン万引き事件”に端を発した失踪騒動へと巻き込まれていく…。 期待の新鋭が描く、ほろ苦さと甘酸っぱさに心が満ちる物語。

神去なあなあ夜話

100年先を見据えて作業をしている、神去村の林業の現場。そこへ放り込まれた平野勇気も、村で暮らして1年が過ぎ、20歳になった。山仕事にも慣れ、憧れの直紀さんとドライブに出かけたりもするようになったけれど……。 お仕事小説の名手が描く林業エンタメ第二弾! 秘密がいっぱいの神去村へ、ようこそ!

神去なあなあ日常

美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって…!?林業っておもしれ~!高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。林業の現場に生きる人々の1年間のドラマと勇気の成長を描く。

ホリデー・イン

それぞれの夜。それぞれの朝。人気『ホリデー』シリーズから初のスピンアウト短編集。扉を開けて、彼らは出会った―。 元ヤンでホストの沖田大和の生活が、しっかり者の小学生・進の登場で一変! 思いもよらず突然現れた息子と暮らすことになった大和は、宅配便会社「ハニー・ビー・エクスプレス」のドライバーに転身するが……荷物の世界も親子の世界も謎とトラブルの連続。宅急便会社の仲間や、ホストクラブの経営者で女装のジャスミン、ナンバーワンホストの雪夜らをも巻き込んでの大騒動を描いた『ワーキング・ホリデー』が刊行されたのは2007年。2012年にはその後の大和と進の物語を書いた『ウィンター・ホリデー』が、同年には『ワーキング・ホリデー』が映画化され、人気となっている「ホリデー」シリーズから誕生した、初のスピンアウト短編集が本作『ホリデー・イン』である。 今回は親子の物語ではなく、彼らを取り巻く愛すべき人々のもうひとつの物語。ジャスミン、雪夜、進らそれぞれを主人公にした6編が収録された。

ワーキング・ホリデー

「初めまして、お父さん」。元ヤンでホストの沖田大和の生活が、しっかり者の小学生・進の爆弾宣言で一変!突然現れた息子と暮らすことになった大和は宅配便ドライバーに転身するが、荷物の世界も親子の世界も謎とトラブルの連続で…!?ぎこちない父子のひと夏の交流を、爽やかに描きだす。(「BOOK」データベースより)

夜のピクニック

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

東京バンドワゴン

東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。日本中が待っていた歴史的ホームドラマの決定版、ここに誕生。 (「BOOK」データベースより)