ゲームセットにはまだ早い

須賀 しのぶ

夢をあきらめない。大人のための青春小説。

あらすじ

クビを宣告されたプライドばかり高いエース、過去から逃れられない元プロ野球選手、夢と家族の間で葛藤するキャプテン…。ひとりの監督との出会いが、そんな問題だらけの社会人野球チームに奇跡を起こす。野球を知らない人にも120%楽しめる、大人のための青春小説!

感想・レビュー

初めて読む作家さんの作品ですが、
かなり好みの良い作品でした!

表紙などの装丁を見ると、
休日のベースボールのような「ほのぼの」としたデザインですが、
実は、タイトルの「ゲームセットにはまだ早い」が表現してるように、
夢をあきらめきれない大人達が、がむしゃらに青春しています。

プロ野球選手になりそこね、今もその夢をあきらめきれない高階圭輔。
家族を養いながら、チームの主将の狭間で悩むベテランエースのクニさん、
将来を期待された、元プロ野球選手の直海隼人。
捕手を干され、野球選手として行き場をなくした尾崎。

行き場のない寄せ集めのメンバーが、
同じように、甲子園に旋風を起こした片桐監督のもとで、
最後の夢を描き出す。

う〜ん。面白かった!

過去の挫折や、消化しきれない問題を抱えながら、
かっこわるくても、それでもあきらめきれないもの。

章ごとに主人公を変えることで、
それぞれの過去の傷や問題に、あらがい続けるようすがしっかりと描かれている。

がんばり続けてきた、それでもうまくいかなかった。。
自分は正しかったのか?
自分へと投げかけられる自問自答。

若者ではなく、チームのメンバーを大人にしたことで、物語にぐっと深みが出ております!

大人の青春小説として、間違いなくおすすめです。

ドラマ化してほしいな〜☆

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